HOUSTONの歴史的代表作ともいえるミリタリージャケットで有名なモデルです。
現在に至るまでに11万枚(2017年7月現在)という驚異の販売数を記録し、
今もなおアウターの定番であり続けるM-51パーカ。
この販売数がどれだけ凄いのかというと、
例えば平成25年の日本全国の警察職員の定員が約30万人。
それに当てはめて考えると、
3人に1人がこのM-51を着ているという計算に!
もはやファッションの枠を超えた一つの「文化」としての人気が、
長年にわたって愛され続ける理由だと思います。
制式名称は"PARKA, SHELL, M-1951" 一般的にはモッズコート・モッズパーカ・フィッシュテールなどと呼称されており、
1951年にアメリカ軍の寒冷地用衣料として採用されたモデルとされています。
当時、
フィールドジャケットの上から羽織るパーカーとして採用され、
米軍兵士達の寒冷地での任務を支えました。
そのデッドストックが大量にイギリスに渡ったことをきっかけに、
"モッズ"と呼ばれるイギリスの若者達に愛用され、
彼らの愛したカルチャーの名前を取り"モッズコート"と呼ばれる様になりました。
また、
背面の独特の形状から"フィッシュテール"と呼ばれることもあります。
M-51パーカは誕生した1951年から現在に至るまで、半世紀以上に渡って愛され続けるミリタリージャケットの名作です。
HOUSTON「ユニオントレーディング(旧マキノ商事)」
戦後の日本と共に歩み、昭和47年HOUSTONブランドが誕生しました。
その徹底したブランドポリシーのためには商品開発は怠らず、
素材も自社で作るというこだわりで多くの人々を魅了してます。